最近は大きなスーパーがあちこちにでき小さなお肉屋さんとかお魚屋さん、八百屋さんが減ってきていると思いませんか?一箇所で買い物が出来てしまうのでとっても便利なのですが子供がおつかいするのはとっても不便。私が小さい頃には八百屋さんにいくと「えらいね~」なんて言いながらご褒美にみかんをひとつもらったり、お肉屋さんでは「コロッケを一つ食べな~」なんてよくもらったものだ。メモを片手におつかいに行くとお店のおじさん、おばさんがよーく話をしてくれた。
数少なくなってはいるけれど次男A君が幼稚園の帰りに安心しておつかいできるお店がある。「ありやま」という八百屋さん。ここの安心できる一つにいつもにこにこしたおばさんが店の前にいるからだ。「こんにちは」といつも元気よく声をかけ、A君と話をしてくれる。今日はにんじんの詰め放題100円というのがあり、これはいいとA君にがんばってもらった。A君何度も何度も入れようとしているのだがなかなか入らない、それをずっと近くで見て、もっともっと入れようって教えてくれる。夕方の忙しい時間には迷惑だろうが昼のすいた時間に行けば気長に付き合ってくれる。小さな袋ににんじん10本。「よくできたね~」とおばさん。今日の夜ご飯はそのにんじんたっぷりの豚汁。自分で畑で育てると好き嫌いなく食べるようになるよって聞くけどそれが無理だったら買い物してもらうのもいい手だよ。きっとA君今日はモリモリにんじんを食べそうだ。